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2022.7.5

【実施レポート】「地域スクランブル大作戦R2~ヒカリエに集え!地域の視点 Vol.2~」

2022年4月10日(日)、「渋谷ヒカリエCreative Space 8/COURT」(東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階)にて、地域活性化イベント「地域スクランブル大作戦R2~ヒカリエに集え!地域の視点 Vol.2~」が開催されました。

このレポートでは、相互交流を促進するために弊社がした工夫や、イベント内で紹介された事例、参加者から寄せられた地域活性化に関するお悩みなどをご紹介します。

なお本イベントのアーカイブ動画視聴をご希望される方は、こちらのページよりご申請をお願いします。

また、地域スクランブル大作戦の次回の対面での開催は2022年7月28日(木)を予定しております。イベント詳細及び参加のご申請はCreative Space 8/COURTのイベント告知ページまでお願いいたします。

<目次>
・イベント詳細
・イベント実施の背景
ー実現した事例①:ニコニコバスツアー 鳥羽編
ー実現した事例②:今井夕華のバックヤード探訪 渋谷ヒカリエ編

・参加者間の相互交流を生み出すための工夫
ー①参加者間の心的距離を縮めるために、NO机
ー②ポストイットを使ったお悩み相談ボード
ー③得意技(強みやスキル)を明記した名札

・第一部 うんこから金魚まで!登壇者による事例紹介
ー面白法人の面白プロデューサー!香田遼平さん(面白法人カヤックプロデューサー・株式会社KOMORU代表取締役)
ー一人文化財団!津守恵子さん(平井の本棚オーナー)

・第二部 地域のお悩みでディスカッション!お悩み解決コーナー
ー坪谷健太郎(つぼけん)氏(株式会社共同テレビジョン)
ー阿南(あなみ)藍子さん(株式会社ポケットカルチャー)

・第三部 ”明日の事例”が生まれる!マッチングセッション

・第三弾は2022年7月28日(木)に開催予定!

イベント詳細 

イベント名:地域スクランブル大作戦〜ヒカリエに集え!地域の視点 Vol.2〜

日時:2022年4月10日(日)14:00-18:00

会場:渋谷ヒカリエ8/COURT及びYouTubeライブにて配信

 URL:https://www.hikarie8.com/court/2022/02/post-307.shtml

イベント実施の背景 


合同会社別視点は、「世の中に『別視点』を増やす」というミッションのもと、日本各地の魅力を伝える活動を様々な形でしてきました。 例えば、「福島県猪苗代町1ヶ月住みます会社」をはじめとする地域プロモーションや、日本全国の個性豊かなスポットを案内するオリジナルツアーの企画運営、「観光活性化フォーラムTOKYO2021」(主催:東京都及び公益財団法人東京観光財団)での司会進行などです。

また2018年より毎年開催している「マニアフェスタ」では、幅広いジャンルのマニアや専門家にご参加いただき、クリエイターの表現や交流の場を創出してまいりました。

これらの取り組みのなかで「うちの地域には魅力的な場所があるけど、アピールの方法がわからない」、「どんな場所をアピールしたら良いかわからない」という声をたびたび耳にします。

そのような声に応えるべく、このたび新たな活動として、ユニークな視点で地域活性化に取り組んでいる企業や団体、個人の皆様が情報交換や相互交流を行う場づくりをはじめました。この背景には、弊社がこれまで手がけてきた場づくりや地域における価値創造の知見を活かせるという考えがあります。

場づくりの第一弾として、2021年11月27日(土)に「地域スクランブル大作戦〜ヒカリエに集え!地域の視点〜」を渋谷ヒカリエにて開催しました!(※こちらの申込フォームより申請していただければ、当日のアーカイブ動画をご視聴いただけます)

なお「地域スクランブル大作戦」は現在、①オンラインで行う「地域スクランブル大作戦W」と、②対面で実施する「地域スクランブル大作戦R」の2つの形式をとっております。

※「地域スクランブル大作戦W」の開催情報につきましては、「地域スクランブル大作戦R」にご参加いただいた方にお送りしております。

本イベントから生まれた事例をいくつかご紹介します。

実現した事例①:ニコニコバスツアー 鳥羽編

ニコニコバスツアーとは、ドワンゴ株式会社が運営するニコニコ動画上のコンテンツ。各地を観光バスで巡る様子を中継するというものです。本当に現地を観光している気分を味わえ、毎回2~3万人が視聴する程の人気を博しています。

2022年3月6日(日)、地域スクランブル大作戦で出会ったドワンゴ株式会社と、三重県鳥羽市の地域おこし協力隊がコラボしたバスツアーが鳥羽市で行われました。牡蠣の養殖場や、伊勢海老を使った料理を提供する飲食店などを6時間に渡って巡り、大変多くの方に視聴していただきました。さらには歴代上位の投げ銭額も記録しております。

「【リモート観光】バスガイドさんと鳥羽水族館やミキモト真珠島など三重の名所をめぐる生放送 ≪ニコニコバスツアー鳥羽編≫」

実現した事例②:今井夕華のバックヤード探訪 渋谷ヒカリエ編

「今井夕華のバックヤード探訪」とは、地域スクランブル大作戦司会進行の今井さんが株式会社ケンエレファントのオウンドメディア上で執筆しているコラム。普段は目にすることのない様々なバックヤードを取材している点が大きな特長です。

2022年、今井が前回の地域スクランブル大作戦にも登壇いただいた東急株式会社の髙橋さんとコラボ。ヒカリエのバックヤード取材が実現しました。

取材は2021年のクリスマス当日に行われました。一年で最もダンボールが廃棄される日にもかかわらず、ダンボールが整然と積まれている様子は圧巻。さらにヒカリエ11階にある東急シアターオーブ専用エレベーターの巨大さが、感激と共に伝わってくるコラムとなっております。

今井夕華のバックヤード探訪 05 感動するゴミ捨て場【渋谷ヒカリエ】

参加者間の相互交流を生み出すための工夫 

「地域スクランブル大作戦~ヒカリエに集え!地域の視点 Vol.2~」では前回に引き続き、参加者の皆様に積極的に相互交流していただけるような工夫をいたしました。

①参加者間の心的距離を縮めるために、NO机

今回は、観客席にあえて机を置かず、物理的な境界をなくすことで、活発なコミュニケーションがなされました。

②ポストイットを使ったお悩み相談ボード 

前回に引き続き、参加者がその場でお悩みを書いてもらうための「お悩み相談ボード」を設置。休憩時間およびマッチングセッションを通じて、多くの方がボードに目を通し、交流のきっかけにしていました。

③得意技(強みやスキル)を明記した名札

こちらも前回に引き続き、みなさんの得意技を書いてもらえる名札を用意。お互いの名札に目を向けて、そこから会話が発展する場面が随所で見られました。

第一部 うんこから金魚まで!登壇者による事例紹介

第一部は登壇者の方に、それぞれの事例をご紹介いただくコーナーです。登壇者の皆さんは、楽屋での待機中から既に会話が弾んでおり、大変な和やかや雰囲気に。

司会進行をする弊社松澤は、「一方的に登壇者さんが話すのではなく、オンラインや現地の参加者を巻き込んだイベントにしたい」と意気込みを語りました。同じく司会進行をする弊社今井も「今回は第二回目。心に余裕がある分、登壇者のみなさんのお話を深く聴いていきたい」と述べました。

面白法人の面白プロデューサー!香田遼平さん(面白法人カヤックプロデューサー・株式会社KOMORU代表取締役)

2020年のR-1ぐらんぷり及びM-1グランプリ覇者、お笑いコンビマヂカルラブリーの野田クリスタルさんとコラボした「スーパー野田ゲーPARTY」や、「うんこミュージアム」などで世間の耳目を集めている面白法人カヤックの香田さん。

以前には毎週末に夜行バスで様々な地域に出かけていたそうで、その縁で地域活性化関連事業に携わるようになったのだとか。

中でも長野県茅野市で実施した結日記(ゆいにっき)は、会場の注目を特に集めていました。この取組は茅野市民と県外の人とが、茅野市を介して郵送で交換日記をするというもの。結果的に5組のカップルが生まれたそうで、会場からも驚きの声があがっていました。

香田さんは現在カヤックに所属しながら地域活性化起業人制度を利用して、青森県藤崎町の地域おこし協力隊と協働しているそうです。

※地域活性化起業人制度:「地方公共団体が、三大都市圏に所在する民間企業等の社員を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を活かしながら地域独自の魅力や価値の向上等につながる業務に従事してもらい、地域活性化を図る取組に対し特別交付税措置。」(総務省「『地域活性化起業人』の概要」より https://www.soumu.go.jp/main_content/000810093.pdf

藤崎町での取り組みで最も力を入れているのが、2022年秋開業予定のホテル「こもる 五所川原」。都会の喧騒から離れてじっくり自分自身と向き合える空間を提供すると同時に、地元の畑でとれた野菜を使った津軽地方の伝承料理なども楽しんでもらう予定なのだとか。

面白法人カヤックHP

   

一人文化財団!津守恵子さん(平井の本棚オーナー)

東京都江戸川区にあるJR平井駅から徒歩30秒の場所にある「平井の本棚」。じつはこのお店が入っているビルは津守さんの実家なのだそうです。

津守さんがご友人と「人をダメにする本屋にあったらいいね。例えば、買った本をコタツに入りながら読めて、飽きたら銭湯に行ってそのまま泊まれるような」と話し合ったことが、お店を始めるそもそものきっかけなのだとか。

開業当初から2階のイベントスペースでは「インスタ映えない平井」などの個性的なイベントを開催。バラエティに富んだ人々が集う場を創造されています。今回の地域スクランブルの会場にも、ご縁のある様々なマニアの方が足を運ばれていました。

津守さんはお店を続けていく中で、平日の昼間には子育て中の方や介護を必要とする方、ひきこもりの方などの様々な背景を持った人が来店されていること気がつきます。そして「街のケア的要素」が、書店にはあるのではないかと考えるようになったそうです。

2022年3月には平井小学校や、平井で表現活動を行っている「エドてらす」などと協働。平井五丁目駅前地区再開発事業地の仮囲いに金魚の絵を描く、というアートプロジェクトが公開されました。

ブリコルひらいnote「平井のまちに金魚が出現!?」

現在は”ブリコルひらい”というプロジェクトを通して、平井に関する情報を発信されています。

平井の本棚HP

※第一部の様子を動画でご覧になりたい方は、アーカイブの視聴申請をお願いいたします。

第二部 地域のお悩みでディスカッション!お悩み解決コーナー

第二部では、会場参加者から寄せられた地域課題のお悩みを紹介。登壇者の皆様にアイデアやアドバイス、体験談などを伺います。

ここからは、前回の地域スクランブル大作戦にもご登壇いただいた東急株式会社の髙橋和也さんにも参加いただきました。

坪谷健太郎さん(株式会社共同テレビジョン)

一人目の質問者は、テレビ番組制作などを行っている株式会社共同テレビジョンの坪谷健太郎さん。テレビだけに頼らないビジネスモデルを見出すことが、目下の課題なのだとか。今回は「さまざまな地域の方と、どんなコンテンツをビジネスとして作り出せるか」というご質問をいただきました。

まずは香田さんより、予算に関して次のようなアドバイスが。「発注者側の予算に余裕があまりないことが多いです。なので国や自治体に補助金を申請することを、最初から考慮に入れてはどうでしょうか」。

またコンテンツに関しては、髙橋さんより「既存の映像素材を、今までとは別の業界の人に見てもらってはどうでしょう」という意見や、「オウンドメディアに載せる映像コンテンツを、自社で作りたいという需要がある。そのような潜在顧客に向けて、映像コンテンツの作り方を教えてみては」という意見も出ました。

坪谷さん自身も教えることが大好きなようで、企業の広報担当や保育士に撮影ノウハウを教えた経験を熱く語ってくれました。

株式会社共同テレビジョンHP

阿南(あなみ)藍子さん(株式会社ポケットカルチャー)

二人目の質問者は、「大人の合コン」や「ホストクラブ体験ツアー」などの個性的なプランを提案している日帰り専門旅行会社の株式会社ポケットカルチャーの阿南藍子さん。「広報を十分にできていないが、予算的にも余裕がない。どのようにして広報に取り組めばよいでしょうか」という質問をいただきました。なお阿南さんはオンラインで参加くださいました。

「うんこミュージアム」や「※おじさんの森」などのインパクトあるイベントを世に出した香田さんは、「口に出したときに気になるようなツアー名にしてみてはどうでしょうか」と提案。

※おじさんの森:2019年から2021年にかけてナンジャタウンで行われた、「きっと世界初!おじさんの魅力を知って、体験できるイベント」。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000281.000014685.html)

東急株式会社の髙橋さんからは「自治体職員をツアーに招待して、実際に体験してもらってはどうか。参加した職員は報告書を書くだろうから、そこの自治体の中で口コミが広がるのではないか」というアイディアをいただきました。

平井の本棚の津守さんからも「発信力のある作家さんをイベントにお呼びしたりします」という、自身の体験を語っていただきました。

さらに、株式会社共同テレビジョンの坪谷さんもアイディアを共有。「ターゲットとする地域でコミュニティを立ち上げてみてはどうでしょう。そのコミュニティの人に、自由にツアーを企画してもらうのです。私なら自分でツアーを作ってみたいと思いますし、ツアーを企画した本人なら積極的に広報してくれるのではないでしょうか」

様々な意見やアイディアを耳にした阿南さんは、最後に「​みなさまのPRの実例を教えていただけて有難いです」とコメントされました。

株式会社ポケットカルチャーHP

※第二部の様子を動画でご覧になりたい方は、アーカイブの視聴申請をお願いいたします。

第三部 ”明日の事例”が生まれる!マッチングセッション

第三部は会場参加者と登壇者が自由に相互交流を行う時間です。フランスで行われるジャパンエキスポに出展予定の方が、元大手メディアの海外特派員の方からPRの方法を教えてもらうなど、様々なお話が飛び交いました。

※第三部はオンラインでの配信はありませんでした。

最初は椅子に座っていた皆さんも、マッチングセッション終了間際には総立ちに。弊社今井も「こちらが話を振らなくても、みなさんが前のめりになって積極的に話をしてくれました」と満足気に語りました。終了時間後もしばらく相互交流が終わらなかった前回同様、今回も最後の最後まで熱いコミュニケーションが交わされました。

イベント前には「渋谷では普段出会えないような人と、たくさんお話したいです」と語っていた東急株式会社の髙橋さんは、「様々な場所で活躍されているされている方々から、たくさんの刺激をいただき楽しかったです。前回相談したヒカリエデッキの活用方法についても、改めてたくさんのアイディアをいただけました」と感想をおっしゃいました。

第三弾は2022年7月28日(木)に開催予定!

前回以上にアツい交流が行われた今回のイベント。マッチングセッションを除く当日の様子は、アーカイブ動画でご覧いただけます。ご希望の方は、申請フォームよりお申し込みください。

次回の「地域スクランブル大作戦R3~ヒカリエに集え!地域の視点 Vol.3~」は2022年7月28日(木)に開催予定です。初めての平日開催!会場は同じく渋谷ヒカリエCreative Space 8/COURTとなっております。

詳細の確認および、参加お申し込みはCreative Space 8/COURTのイベント告知ページからお願いいたします。