2021.10.7
SDGsを自分ごとに!企業や自治体対象のお散歩ゲーム型イベント『体験型SDGs発見クエスト』を提供開始
近年、SDGs(持続可能な開発目標)への関心が世界的に高まっており、多くの自治体や企業等でSDGsの啓発を目的とした研修が行われております。
しかし「SDGsが参加者自身とどう関係あるのか実感を持ってもらえない」「プログラムが堅苦しく参加者に興味を持ってもらえない」といった課題をお持ちの組織も少なくありません。
また「SDGsの観点から、地域活性化や組織活性化を同時にはかりたい」というニーズもございます。
このような状況を受け、合同会社別視点では、インプット・発見・発表を通してゲーム感覚で楽しくSDGsを自分ごと化できるプログラム「体験型SDGs発見クエスト」の提供を開始いたしました。
概要
「体験型SDGs発見クエスト」とは、身近なSDGsを知って見つけて伝えることで、楽しく自分ごと化する研修プログラムです。
「SDGsが地域や社内に浸透しない」という課題や、「SDGsの観点から地域や組織を活性化させたい」というニーズをお持ちの自治体・企業様を対象としております。
解決できる課題
・課題①:参加者自身とどう関係あるか実感されない
→参加者自身が実際に該当エリアや施設を歩いて主体的に地域や自社とSDGsとのつながりを発見し、発見した視点を発表し言語化することで、体験を自分ごと化します。
・課題②:参加者に興味を持たれない
→発見・発表という一連のプロセスを通し、参加者の自由な発想やコメントを促すことで、楽しく取り組んでいただくことができます。
・課題③:地域、組織が活性化していない
→地域の魅力や事業ミッションなど伝えたいテーマを視点として追加し、地域、組織の活性化をはかれます。
誕生の背景
合同会社別視点は「世の中に『別視点』を増やす」ことをミッションとし、世界各地の様々な視点を持つマニア・専門家が一堂に会する催事「マニアフェスタ」や、ニッチなスポットを旅するツアーなど、様々なイベントやツアーを企画・開催してまいりました。
昨今、ウィズコロナ期における観光やまちづくりのあり方として、近隣への観光や宿泊を通じて身近な地域の魅力を再発見するマイクロツーリズムが注目されている状況を受け、「密を回避しながら開催可能」で「参加者自らがアウトプットできる」イベントとして、2020年に高円寺で「まちの視点の百貨店」、2021年に渋谷で「渋谷neo散歩」を開催いたしました。
現在、世界規模でSDGsへの関心が高まっている中で、「様々な視点から物事を捉えることで身近な地域や組織の魅力を再発見する」という、弊社がこれまで行ってきた取り組みはSDGsへの理解深化にも応用できるのでは、という観点から、本プログラムの企画に至りました。
参考:
・まちの視点の百貨店 https://betsushiten.com/news/792/
・渋谷neo散歩 https://betsushiten.com/news/914/
本プログラムの流れ
「体験型SDGs発見クエスト」は次のような流れを通して、ものの見方という抽象的な概念を具体的なアクションに置き換えます。
①視点のインプット
SDGsにまつわる視点について専門家が解説し、参加者にインプットします。
②視点の発見
特定エリアや施設を散策し、視点を探します。見つけた視点を撮影・記録します。
③視点の発表
撮影した写真などを利用して、見つけた視点の発表をします。
発見する視点の一例
①段差の視点
普段気にしない段差を探そう
②国旗の視点
生活になじんださまざまな国の国旗を探そう
③まちの優しさの視点
あなたの気づいた、まちの優しさを探そう
④はみ出す緑の視点
街の隙間にはみ出す植物を探そう
※SDGs以外の伝えたいテーマも追加できます。
※イベントの一部もしくは全てを、オンラインで実施可能です。
過去の参考事例:
・「まちの視点の百貨店 高円寺」プロモーションムービー